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手続き事例

2023.01.03事例
浜松市西区 土地活用の検討と実施

浜松市西区にてご自身が所有する土地の活用方法についてご相談をいただきました。
依頼主は独身であり将来相続が発生した場合、遠方の親戚が相続人になることから、今のうちにできる限り土地を売却されたいとのご相談でした。

所有地の調査

まずは市役所、法務局にて所有地の関係資料を取得しました。資料収集することで土地の状況を把握し、それを基に活用方法の検討、協議をすることができます。

活用方法の検討

調査が完了しましたら、次に下記のような項目を検討しました。

・農地か農地以外の土地か?

・農地なら青地農地、白地農地どちらか?さらに、農地転用は可能か?

都市計画法上、住宅敷地として売却は可能か?不可ならどのような売却方法が適しているか?

※上記以外にも検討項目が多数あります。

依頼主のご希望は土地の処分のため売却を前提に検討を行っています。
検討の結果、宅地と白地農地は売却可能と判断しましたが、残念ながら青地農地は耕作地以外の用途では利用不可と判断しました。
最終的に、隣接する宅地と白地農地を利用した2区画の住宅敷地として売却する計画案を作成し依頼主へご提案させていただきました。

関係業務の整理と各業者の手配

依頼主より計画案のご承諾をいただいたため計画の具体的な内容を詰めていきます。本件では、下記の業務が必要です。

都市計画法農地法道路法など関係申請業務

・現況測量、造成設計

境界確定

・売買に関する不動産仲介、買主探し

・造成工事の手配、工事期間の擦り合わせ、工事費の算出

申請業務、現況測量、造成設計は当事務所で行いますが、その他の業務は当事務所が主となり、各業者さん(土地家屋調査士事務所、不動産会社、工事会社)を手配し連携してご対応しました。全体予算の算出、予算に応じた工事内容の調整もこのタイミングで行っています。

住宅敷地2区画の売却完了

土地の買主さんを探すこともあり時間は掛かりましたが、土地の売却を完了することができました。
当事務所では申請手続だけでなく、不動産の調査、資料作成、活用方法検討など、不動産に関して様々なご相談をお受けしています。どこに相談すべきか分からない場合は、まずは当事務所へお気軽にご相談ください。もし、行政書士業務が関係しない場合でも出来る限りご協力をさせていただきます。

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