農地についてのページで「無断転用地」について触れました。
所有地の中に無断転用地があると、農地法上の手続きに大きく影響します。
本来農業(耕作)をすべき農地が、農地以外の利用をされていれば農業委員会としては見過してくれません。
ではどうするかというと次の方法で解決します。
浜松市では、無断転用地の解決策として次の二通りの方法が考えられます。
1. 本来の土地の状態に戻す(農地へ復旧)
農地へ復旧する場合、農業ができる状況まで復旧することが求められます。
パッと見て農業ができる状態まで復旧し、宅地と隣接している場合は宅地との境目がわかるように見切りブロック等を設置して農地に復旧したことが分かるようにしましょう。
2. 農地法の許可を受ける(是正申請)
是正申請は許可を受ける条件を満たしていれば可能です。(原則的には農地復旧するのがルールです。)
また、昔から農地以外の利用がされていた場合、非農地証明の手続きを経て農地ではない証明ができる可能性もあります。
無断転用地の対応は、市役所の農業委員会以外にも関係している部署との協議が必要になる場合があります。
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